Installation Guide
取り付け場所と接続の考え方を、
図でわかりやすく。
サージプロテクトは、ただ取り付ければよい製品ではありません。 大切なのは、どこに取り付けるか、そしてどう接続するかです。 まずは基本となる考え方を押さえることが、対策の精度を高める近道になります。
- 対応電圧
- 100 / 200V
- 接続方式
- 並列(直列不可)
- 三相200V
- 3台1組
Field Conditions
現場は、理想どおりには進みません。
そんな現場でも、止められない機器だけは守りたいという要件は変わりません。
だからこそ有効なのが、電源から入る過電圧を電気の入口で抑えるという考え方です。 サージプロテクトを入口と守りたい機器の手前に入れることで、図面や施工条件が厳しい現場でも、進めやすい選択肢になります。
また、追加アース工事を前提にしない設計のタイプは、条件が厳しい現場でも検討を前に進めやすくなります。
Fig 1 / 設置位置
“付けること”より、”どこに付けるか”が重要です。
サージプロテクトは、守りたい設備に対して適切な位置で考えることが重要です。 主分電盤側に設置するのか、重要機器の手前で考えるのかによって、保護できる範囲や予算の考え方が変わります。 基本的には、分電盤側と重要機器側の両方を視野に入れて考えることが効果的です。
取り付け場所の考え方が整理できるだけで、検討の不安は大きく減ります。
Fig 2 / 保守・交換
正しい結線と、保守しやすい構成。
サージプロテクトは、並列接続が基本です。 さらに、保守・交換や点検時の切り離しまで見据えて構成を考えることで、導入後の扱いやすさも変わります。
Fig 3 / 優先設備
建物全体でなくてもいい。
“止めたくない設備”から守れます。
サージプロテクトの導入は、必ずしも建物全体を一度に守る形だけではありません。 止まると困る重要設備、影響の大きい機器だけを優先して守るという考え方もあります。 最初から大きな計画にしなくても、現場に合わせて始めやすい形で検討できます。
Fig 4 / 接続方法
接続方法は現場に合わせて検討可能です。
設置場所や設備条件に応じて接続方法を検討できます。 プラグ接続だけでなく、盤内やボックス内での直結など、現場に合わせた構成にも対応できます。 ※ プラグ付き仕様はAC100Vタイプのみ。AC200Vタイプはプラグなし仕様です。
Wiring Examples
どの電圧方式でも、基本は並列接続です。
単相2線100V・単相3線100/200V・三相3線200V、それぞれの接続例を図で確認できます。
共通注意:メガーによる絶縁抵抗測定を行う際は、必ずSPD専用遮断器をOFFにしてから実施してください。
Fig 5 / 単相2線 100V
単相2線100Vの接続例
単相2線100V回路では、L-N間に並列接続して使用します。極性を意識せず接続できます。
Fig 6 / 単相3線 100/200V
単相3線100/200Vの接続例
単相3線100/200Vでは、L1-N、L2-N、L1-L2 の各回路に応じて並列接続します。 極性を意識せず接続できます。
Fig 7 / 三相3線 200V
三相3線200Vの接続例
三相3線200V(R・S・T)では、R-S、S-T、T-R の各相間に1台ずつ、3台1組で並列接続します。 いずれの相間の組み合わせでも極性を意識せず接続できます。
Summary
検討で大切なのは、難しく語ることではありません。
- 01どこに取り付けるか
- 02どう接続するか
- 03何を優先して守るか
- 04どの電圧方式で考えるか
この順で整理することが、実務的でわかりやすい検討につながります。 設置位置、保守・交換の考え方、優先設備、接続方法、電圧方式ごとの接続例まで押さえておくことで、現場でも理解しやすく、導入の検討もしやすくなります。
全部を一度に変えなくても、止めたくない設備から優先して考えることで、現場でも進めやすくなります。
Contact
電圧も回路種別も、調べなくて大丈夫です。
分電盤の写真を1枚送っていただければ、必要な型番と台数はこちらで判定します。 盤全体・主幹ブレーカ・機器銘板のいずれかが写っていれば十分です。機密部は写さなくて構いません。
写真1枚で相談してみるJPG・PNG・PDF/1ファイル5MBまで・3点まで/営業日2〜3日以内にご返信します
自分で型番を確かめたい方は 迷わないSPD選定ガイド/ 基礎から知りたい方は 雷対策の教科書